2-3週間かけて行う自転車お遍路の際に最低限必要な物を少しずつ揃えてきましたので、この旅のために購入した物をまとめてみました。
※追記
実際に自転車お遍路を終えて、必要な物それぞれに対するコメントも追記していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
参拝道具
寺を参拝する際に必要な道具を紹介します。
白衣
お遍路さんといえばの白衣。これを着るだけで一気に気持ちが引き締まります。
輪袈裟
紫色の輪袈裟をよく見かけますが、爽やかに見える緑色にしました。
※追記
実際紫色の輪袈裟をつけている方が多かったので、緑色の方が目立ってこちらにして良かったです。
輪袈裟止め
可愛らしいアイテム。
※追記
輪袈裟止めに関してはあってもなくても良さそうな気がしますが、これがないと思っている以上に輪袈裟がずれて不快です。歩き遍路か自転車遍路をしようと思っているのならば必ず購入した方がいいでしょう。
納札
お遍路では八十八の本堂と大師堂に1枚ずつ、計176枚の納札が必要になります。加えて、お接待をしていただいた際にはこの納札をお渡しするみたいです。表に名前、裏には願いを書くという作業が待ち構えていますがそれさえも楽しみです。
ということで100枚綴りの納札を2つ購入しました。
※追記
200枚の納め札を購入し、決まり通り札を納めるならば余りは24枚。実際に14日間でお遍路を行い、お接待をしていただいたお礼に札を渡したり、他の遍路さんとの交流で名刺代わりに札を交換したりしましたが、200枚で足りました。もっと時間をかけてお遍路をするのならば、お接待の回数や他のお遍路さんとの交流も増えるので200枚では足りなくなる可能性もあるでしょう。
納経帳、経本等
1番札所、霊山寺の近くには遍路用品が売っているお店があるみたいで。納経帳と経本に関してはネットでの写真ではなかなか自分に合うものがイメージしづらいため、お遍路開始当日に揃えようと思います。
※追記
これはお遍路開始当日にその場で購入して正解でした。持ち運びがしやすい手帳くらいのA5サイズがオススメです。
※追記
経本はいろいろなお経が載っている物が多いので、お店の方や寺の方に参拝ではどこを何回読んだらいいのか尋ねてみるといいですよ(人によって多少の違いはありますが、気持ちを込めて読めば大丈夫)。
ローソク・線香
ローソクと線香は、本堂と大師堂にそれぞれ1本と3本ずつ、計176本と528本必要になります。
消耗品なのでこだわりはなく正直安ければって感じで購入しました。線香は足りなくなるので現地で追加で調達する予定です。
※追記
ローソク・線香に関しては、各札所に売っていることがほとんどで、何なら今やコンビニにも置いてあるのであまり気にしなくてもいいでしょう。
お遍路ガイドブック
やはりガイド本を買うなら公式のものが欲しかったので、こちらを購入。文字が多いですが、小説を読んでいるかのように引き込まれました。
※追記
正直ガイド本に関しては購入しなくても大丈夫でしたし、実際に、参拝方法やお経の練習はYouTubeで学びました。ただ、「これから自分が行う【遍路】とはどういうものなのか理解したい」、「ネット検索ではなく紙媒体を使用して遍路宿を巡りたい」という方には購入をお勧めします。特に、この本には宿の情報が詳細に書かれています。
自転車
常に自転車で移動するため快適な環境を整えるべく自転車のパーツにはお金をかけました。
自転車自体は7年前に大学入学祝いに買ってもらったクロスバイクです。ここ数ヶ月でブレーキやらタイヤやら、部品をもろもろ変えて修理だけでも30000円くらいかかっています。
※追記
また自転車での旅をする機会があったら是非購入したいクロスバイクです。
荷台
今回の旅では着替え等日用品を入れる大きなリュックと、お遍路道具を入れる小さめのショルダーバッグを持って動くつもりです。大きなリュックに関しては肩にはかけずこの荷台に縛り付けることにしています。荷台にカゴを取り付けようかとても悩みましたが、カゴを付けてしまうと見た目がスタイリッシュではなくなると思い、今回はゴムのロープを使ってリュックを括り付けます。
※追記
14日間の自転車遍路の内、4-5回は六角レンチを使用してネジを締め直す作業を行いました。
- 自分のリアキャリアの装着の仕方が悪かったのか
- 毎日100km以上の大移動がリアキャリアへ高負荷をかけていたのか
- 耐荷重を超えたバッグを載せていたからか
- バッグがキャリアより大きく固定も緩かったことで継続的に横振れが発生していたためか
要因は絞りきれないが完全に自分の責任ではあります。このネジを締め直す作業にはかなりの時間と労力と費用がかかったので、もしも今使っている自転車にリアキャリアを付け、荷物を載せたいのであればパニアバッグを使用することをオススメします。
スマホホルダー
雨の日でも使え、バッテリーなども収納できるGORIXのスマホポーチを最初に購入しました。ただ、よくよく考えると写真を撮りたくなった時にポーチを開けてスマホを取り出すのはなかなかのひと手間です。そこで、More Taiのスマホホルダーを普段使いに、GORIXのスマホポーチはモバイルバッテリー入れや雨の日のスマホホルダーとして使うことにしました。
※追記
スマホホルダーは食料入れとしても使用できたので、2つ購入しておいて大正解でした。
泥よけ
荷台にリュックを括り付けるので泥防止に。
鍵
今まで百金の4桁のカギを使っていましたが、せっかくなので自分で番号を設定できシートポストにつけられるものにしました。
ドリンクホルダー
今のところダイソーのもので困っていないです。
※追記
1200km走っても全くが破損無いのでダイソーで十分。
ベル
同じくダイソー。7年前のベルがやられていたので新調。ダイソーで十分。
※追記
1200km走っても全くが破損無いのでダイソーで十分。
ウェア(登山関連)
ウェアに関しては、荷物を最小限にするため速乾性のあるもの、今後登山でも使えるものにしました。
ヘルメット
去年の夏、初の北アルプス遠征の際に貸していただいたGRIVELのヘルメットがカッコ良くて購入しました。
なんでも、今年の4月から自転車のヘルメット着用が努力義務になるみたいで。用途は異なるけど、今回は自転車用に。
※追記
GRIVELのヘルメットはとても軽く、見た目もかなりスマートなので購入して本当に良かったです。
ヘッドライト
今まで持っていたものが電池式で光が弱いものだったのでこれを機に充電式の光の強いものに。
※追記
実際に自転車遍路をしているときに使うことはありませんでしたが、登山の縦走では大活躍しています。充電式であり、最悪の場合電池でも使うことができるのがとても便利です。
インナー
3月下旬とはいえ、1日中自転車を漕げば汗だくになること間違いなし。吸水性が良く、汗冷えしないものを選択しました。
※追記
メリノウールは速乾性に優れているのはもちろん、消臭効果が素晴らしい。そのため洗濯せずに3日ほど着続けていても、においはほとんど気になりません。
ショーツ
単純にカッコイイ。今後の登山でたくさん使いたい。その予行練習で、今回のお遍路から履き倒します。
※追記
結局今年は、3月から10月までの間このショートパンツにお世話になりました。お洒落なデザインなので、シーンを選ばずどこでも履くことができます。
トレイルランシューズ
先日の登山にて、トレランシューズデビュー。まさか自分がトレランシューズを履く日が来るとは。。。
とにかく、街でも山でも履ける靴が欲しかったので購入しました。海外限定カラーで到着まで1ヶ月弱かかりましたが、軽くて動きやすさに衝撃を受けています。この靴で100キロウォークに出ておけば、もっといい歩きができたでしょう。
日用品
耳栓
毎日初めての寝床で就寝することになります。そのためには耳栓は必須なのでは、と思い購入しましたが、毎日約100kmもの道のりを自転車で移動する予定であるためクタクタで耳栓無しでも熟睡できるのではないか、と淡い期待をしています。
最後に
今回のお遍路巡りのために購入したものがぼちぼちそろってきたので、ようやく記事の更新が出来ました。
次は、「自転車お遍路をするにあたって確認すべきこと」をまとめていきます。出発まで2週間を切ったため、ここからはギアを上げていきます。
投票して頂けると幸いです、よろしくお願いします。
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