【準備】自転車お遍路開始直前に「これだけは再確認すべき」こと。

2023年3月下旬から自転車にてお遍路巡りをする予定です。

水も滴るいい男
そもそもどうしてお遍路巡りをしようと思ったのだっけ。。。

記憶を辿っても明確なきっかけは出てきません。「お遍路巡り」の存在を知ったときから「やってみたい!しかも自転車で!」と思っていたのでしょう。

今回は、お遍路巡りを開始する前に準備としてお遍路の知識から、自分なりの目的スケジュール持ち物などをまとめてみます。

目次

お遍路巡りとは

お遍路巡りについては下記サイトにわかりやすくまとめられています。

  • 弘法大師(空海)が修行した八十八の霊場を巡礼することを「お遍路」という
  • 全てを巡礼することで煩悩が消え願いが叶うと言われている
  • その道のりは約1400kmで移動手段は歩きはもちろん、車や自転車、タクシーなど、人それぞれ

実際僕は歩きではなく自転車で巡礼しますが、遍路のとりくみガイド本としてこれを購入しました。

この本のまえがきにはお遍路の基本的なことが書かれています。以下引用、一部省略。

<遍路の起源>
諸説あるが、弘法大師が庶民救済の方便として四国の地に「路を遍く」循環式霊場を施されたと考えられる。

<遍路の意義>
八十八の札所を通過関門として礼拝祈願しながら、札所間の空間を歩いて修行し、身を養うこと

「安全・快適・能率・便利・利潤」といった、現代の価値観にどっぷり浸かった生活から脱して、四国の自然に身をさらし、「不安・危険・不便・不足・苦痛」を体験し、辛抱し、我慢、気配りの努力で困難を乗り越え、くぐり抜け、時に心こもるお接待に感動し、「尊敬と信心感謝と思いやり我慢」という、人間にとって最も大切なものが呼び覚まされ、人柄(にんげん)が大きくなる

<同行二人>
弘法大師がいつも自分を見守って下さっていると感じること。
これで自制心が湧き、真摯に修行できる。不思議な体験もし、お大師様のお諭しかとハッと感じることがある。

遍路は「尋ね歩きの旅」が原点。沿道の住民とかかわり合うことが大切。
道に迷うこと。所持品の亡失などつまずきは失敗ではなく試練の機会。くじけず頑張りましょう。

その他、(巡拝の仕方、費用・予算、巡拝プランの立て方、遍路用品、装備品・携行品、遍路道の歩き方、モデルプラン、などなど)遍路をするにあたって大変参考になることが山ほど書かれています。

目的

自分なりの「お遍路巡りの目的」です。

何も考えずただお遍路巡りをするのもいいことです。ただせっかくなので、後付けでも目的楽しみ方を見つけることで、お遍路巡りに自分なりの色を付けることができるはずです。

夏に開始する「日本一周」の安全祈願

旅にトラブルはつきものですが、何よりも安全第一ということでまずは今後の旅(日本一周)の安全を願ってきます。

一人の旅なので、いつどこで何があるかわかりません。そんな旅を許してくれる周りの人のためにも最低限「生きて帰る」ことだけはクリアしなければいけないと思っています。それが実現出来るように、少し弘法大師のお力をお借りしようと思います。

その他の楽しみ

いろんな宿に泊まる

お遍路巡り中に泊まる宿も一つの楽しみです。本当はテントを担いで移動し、野宿をしながらお遍路をしようという考えもありました。ただ、野宿に必要なテントやマットは持っておらず、これから揃えるのは大変だし、何より、丸一日動いた後の野宿では疲れもなかなかとれない、ということで毎日宿に泊まることにしています。

  • 民宿
  • 旅館
  • ビジネスホテル
  • 宿坊
  • 通夜堂

お遍路の宿にはいろんな種類があるので、とりあえずこの5種類は全て堪能しておきたいと思います。

基本は安い(素泊まり)を条件に宿を探していきます。

愛媛で「石鎚山」登山

2月の石鎚山月参り / ひろさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

最近のYAMAPの活動日記を引用させてもらっています。

この自転車お遍路巡りはだいたい1日100kmペースで移動していくので、なかなかの体力勝負になることは間違いなし。そんな中で、登山をするのはどんなものか、とは思うのですが、実はまだ九州以外の山は剱岳と立山にしか登ったことがないもので。。。毎日体力的にしんどくても「九州以外の地に来たなら!山に登らなければ!」と我慢できない自分が目に見えていますので、リフレッシュがてら石鎚山登ってきます。

その代わりロープウェイは使用させてもらおうかな。

あわせて読みたい
ロープウェイ&リフト料金・運行時間 | 石鎚登山ロープウェイ株式会社 ロープウェイ運賃(R5.4.20改訂) 大人(中学生以上) 小人(小学生) 往復乗車券 2,200円 1,100円 団体往復乗車券(30名以上) 1,980円 990円 団体往復乗車券(100名以上...

予定

いろんな方の自転車お遍路巡り体験談を参考にさせて頂いています。

がしかし!

まだ実際にお遍路巡りをしていないので、自分がどのくらいのペースで自転車で回ることが出来て、1つのお寺を参拝するのにどれくらいの時間がかかって、というのが全くわからないです。よって、今の時点では細かい1日のスケジュールを立てることが出来ません。

上記ブログの内容を参考にさせていただくと

  • 泊まりたい宿がある場合は前もって予約をする
  • 進めるところまで進みたい場合は当日の昼~夜に予約をする

ということを基本にすればなんとか進んでいけるのではないかと思います。

今のところ、確実に行きたいところが石鎚山くらいなので、これからは気になる宿坊や民宿をチェックしそこを基準にある程度の日程を立てていけたらと思います。

持って行く物

今回は、実際に持って行くものをまとめていきます。

※前回、自転車お遍路巡りのために揃えたものを記事にまとめました。

お遍路道具

  • 白衣
  • 輪袈裟
  • 輪袈裟止め
  • 数珠
  • お遍路ガイド本
  • 納め札
  • ローソク
  • 線香
  • ライター
  • お賽銭(1円玉×約200枚)
  • 財布

200枚の納め札に名前等と願い事を書くのはかなり大変な作業。もっと早めに取り組めば良かったです。

この時代、小銭へ両替するのにも手数料がかかります。だいたい、50枚までは手数料かからないからそれを数回に分けて行うしかないです。金持ちの人はいいかもしれませんが、両替するためだけにお金を取られるってなかなか酷です。

衣類

  • インナー×3着
  • ベースレイヤー×2着
  • ショーツ×2着
  • サイクルパンツ
  • 裏起毛アウター
  • ダウン
  • パジャマ(半袖×2着・ショーツ・スウェットパンツ)
  • パンツ×3枚
  • ソックス(5本指×4足・ミドルソックス×4足)
  • 手ぬぐい×2枚
  • タオル

服はとにかく速乾性を重視しました。

「手ぬぐいって良い」とは聞きますが実際使ったこともなければ持ってもいませんでした。たまたま頂く機会がありましたので、今回持参してみて「手ぬぐいの良さ」を体感し手見ようと思います。

靴下は二重に履くことで蒸れを防止するのがポイントです。

アウトドア関連

  • レインウェア
  • ヘルメット
  • スリッパ
  • スマホホルダー
  • アイゼン
  • ドライバー
  • ヘッドライト

途中、愛媛の石鎚山への登山を予定していますが、どうやら4月はまだ雪が残っているみたいです。僕のトレイルランシューズにもなんとか軽アイゼンが装着できることが確認できたので一応持参します。使わないで済むことを祈るのみです。

日用品

  • 歯ブラシセット
  • フロス
  • マスク
  • 常備薬
  • 綿棒
  • お風呂セット
  • 絆創膏
  • 保湿剤・皮膚薬
  • アイマスク
  • 耳栓
  • ジップロック

お風呂セットに関してはどうしても液体を持ち運ばなければいけないため、重量が増えてしまいます。自転車移動にとって、少しの重さも排除できるものは排除しておきたい。。。どうせ毎日どこかの宿に泊まる予定なので、お風呂セットは置いていくことにしました。

ガジェット関連

  • 手帳
  • iPad
  • キーボード
  • モバイルバッテリー×2個
  • スマホガラスフィルム
  • 電池ク

雨の日や休息日にブログが書けるようにiPadとキーボードを持って行く予定ですが、お風呂セットなんかよりも遙かに重量があります。持って行くかどうかはギリギリまで悩もうと思います。

リュック

  • 40Lザック
  • ロープ
  • ショルダーバッグ
  • ハンガー
  • 手袋
  • サングラス
  • 自撮り棒

泊まる宿にこのハンガーを引っかける場所があることを祈るのみです。

まとめ

以上、お遍路巡り開始直前に再確認すべきことです。

実は一昨日出発をして昨日からお遍路開始予定だったのですが、退職後からずっとバタバタしていることによる疲れからか腸炎になってしまい丸二日間下痢が続いています。どうやら予定よりも3-4日遅れてのスタートになりそうです。

今週いっぱいは雨が続くこともあり、「ゆっくり休んでから行きなさい」というメッセージなのかもしれません。おかげで、この記事を更新してからお遍路に出発することが出来そうです。安全第一で行ってきます。

ランキングに参加しています。
投票して頂けると幸いです、よろしくお願いします。

自転車お遍路巡り0日目

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次