【歩き旅/日記】歩いて沖縄一周8日目 – 国頭村(楚洲~辺土名) –

目次

1日のルート

チェックポイント

  • アダンビーチ ⇒ 辺土名海岸(テント泊)
  • 距離 39.6km
  • 獲得標高 449m
  • 合計歩数 55,770歩

活動

アダンビーチ

2時に目が覚めるもすぐに寝る。4:30のアラームで起床する。テントはビショビショに濡れているので雨が降ったのかな?霜が付いていたのかな?せっかく乾かせると思ったのに残念。

5:45 昨日出会った彼に挨拶をして出発。昨夜は有意義な時間をありがとう、どうせまたどこかで会えるでしょう。

ついに辺戸岬まで10㎞となった。道路は濡れていないので、テントがビショビショの原因は雨ではなく霜だろう。濃霧注意報が出ているらしい。

3日目に述べたように、沖縄のお墓はまるっきり違う。

種子島、奄美大島もいつか行かなければいけないな。

凄く広いバス停留所。

奥共同店

共同店巡りも楽しいよ。やんばる地方の東海岸側は本当に行くところがないのでこういう楽しみ方もオススメ。

着々と辺戸岬へ近づく。

あれだけ「ヤンバルクイナ注意」だったのに「カメ注意」て。

登りが続く。標高2000mとか平気で生活していたから感覚が狂っていたけど、公道で標高150m上がるってまあきつい。

カップの泡盛、これは残波。まさかコンビニに置いているコーヒーの感じで、カップ泡盛があるんだな。

残波2。

残波3。落ちすぎだろ。。。

これが大石林山。沖縄出発前にいろんな人からお勧めされたけど、地元の人はあんな崇高している場所には近寄らないって。大石林山に行くのはほとんど観光客って。久高島でも自分はそういうのに鈍感なことはわかったが、下から見るだけで十分だったので寄らないことにした。

義本王の墓

ぶれちゃってるけど「義本王の墓」という看板が気になる。100mくらいなら寄り道してみよう。

プチ登山。

朝だけど少し薄気味悪い。

一瞬で到着。

説明を読んでみたけど、どうして成し遂げてない?感じの人なのに大々的な墓ができているのか。自分の理解不足?

気を取り直して辺戸岬へ。

残波4。ここまで続けば誰かのマーキングか?

振り返ると大迫力の大石林山。

辺戸岬は目前。

トイレを借りた。ふと思ったが、今帰仁(なきじん)で買ったジュースのゴミがここにあるということは車で来た人間の仕業。今帰仁から歩いてくる人間は、こんな微妙に残したカップを保持したままここまでやってこない。それはもちろん長距離を歩くのに邪魔になるから。なんだかよくわからないけど、変な推測をしてしまった。

辺戸岬

ついに沖縄本島の最北端へやってきた。

1日目に書いたけど、最〇端っていうのは何かと宣伝ポイントになるよな。

果てに来た感はある。

空はどんより。

本島と与論島を繋ぐ場所。犬の散歩に来ていたおっちゃんに教えてもらった。

ゴツゴツ岩がカッコイイ。

マングース捕獲作業中の方に話を聞いた。マングースは他の在来種(鳥とかトカゲとか)を食べちゃうから捕獲しないといけないみたい。でもこの辺はもうほとんどいないって。

ようやく最北端を折り返し、西海岸側を歩き始めた。南下し始めたが、結局海は自分の右側にあるまま。楕円形の島を周っているのだから、当たり前のことなんだけど変な感覚。

げ!!!!これはハブだろ。。。道路で車に轢かれているのはよくあることらしい。

このトンネル長いぞ。声がとっても響くので、日常で出せない分の大声を、出せるだけ出しておいた。

約1㎞あるみたい。

トンネルでもラジオが聞こえるって今は当たり前?

宜名真共同店は閉まっているみたい。そういえば、大学時代の友人が沖縄にいるので出発前から連絡をしようか迷っていた。連絡を取るのは7年ぶりだったので迷いに迷った挙句、突然電話をしてみた。仕事中にもかかわらず電話に出てくれて、後日ご飯に行くことが決まった。楽しみだけど緊張するな。

アップダウン地獄は終わったかな。そういえば西海岸側に入った瞬間レンタカーをたくさん見かける。やはりみんな那覇空港に着いて、そのままレンタカーを借りて西側を通って辺戸岬へ行くんだろうな。いろんな人から言われた、ほとんどの人がやんばるの東側は通らないというのは本当だった。

久々に民家を見た気がする。

さすがにひと休憩。ここから4㎞先に食堂があるのでそこで昼飯としよう。メニューを見るとかなりおいしそうで、こんなに飯を楽しみにすることって自分の中ではあまりない体験だから新鮮だ。

100m以上続いているアリの群集。何十万匹、何百万匹が集まって何をやっているんだろうか。

デカい岩。デカいものって惹かれる。

ようやくやんばる地方を抜け食堂へたどり着いた。「食堂営業中」の文字に安堵する自分がいた。楽しかったけど、なんやかんやで不安もあったのだろう。

まるひら食堂

以前は共同スーパーだった様子。

懐かしい感じの食堂。来たことないけど。

メニューの説明を受け、

にんたまのご飯大盛り、セットのスープを沖縄そばに変更した。にんたまはガツンとニンニクが効いており、エネルギーチャージ完了。流石に食べ過ぎたので、少し居座らせてもらう。食堂のご夫婦とお話をし、「途方にくれたら仕事においで」と言ってくれた、温かい。

帰り際には、これ持っていきよとおにぎりと黒糖のサービス。お二人ともありがとうございます。

西海岸側に到達したのはいいのだが、これはこれで同じ景色が続くんだな。

ちょこちょこ休憩しながら歩き続ける。

景色は同じでも波の音が聞こえるのが良いよね。心地いい。

昔は①の道を歩いて通るというのが当たり前だったらしい。昔は歩くしか方法がないもんな。なのに今は長距離歩く人は変人扱いされちゃう。

いつしか人間は楽な移動方法を当たり前に覚えて、怠慢になっていったんだろ。みなさん、今こそ徒歩で移動するときが来たよ。

だいぶ疲れがたまってきて、調子が良かった右の股関節もまた傷んできた。

沖縄の鳥は普段なかなか見慣れない色・形をしている。

おーーーーー。ついに、4日ぶりにコンビニを目にしたぞ。山に籠もらない限り、ある程度の田舎に行ってもコンビニがあるのが当たり前の世の中で、貴重な経験をさせてもらいました。コンビニでは神奈川から旅行で来たご夫婦にはなしかけてもらった。「コンビニに入った瞬間安堵の顔をしていたよ。」と言われちゃった。

国頭スーパー

共同売店からスーパーに進化した。

さすがに在庫量が桁違い。夜の食料をゲットし、今日のビーチまで力を振り絞り歩き続ける。

辺土名海岸

ようやく到着。ただ、思った以上にキャンプしている人たちがいたので、

少し離れたところへエスケープ。

立派なトイレとシャワー。

シャワーはあるけど外のタイプかー。

と思ったら、個室タイプもあったのでラッキー。

これ最初から携帯しておくべきだったな。やはりこういうのを使わないと体のべたつきが取れないんだよな。今日も水シャワーでも寒くなかった。

テントを設営しひと休憩。ドイツから旅行で来ていた3人家族と話した。決して英語は得意ではないが、今日はとても聞き取りやすかった。

今日もビール。本命はサッポロ黒ラベルです。

昼間たらふく食べたので、夜はこのくらいで十分。犬の散歩に来たおばちゃんともお話しした。

海辺で寝ころびながら、大好きな音楽を聴いているだけなんだけど、これ以上の幸せはあるのか?という気持ちになってくる。

夕日を眺めていると、昨日那覇から単身赴任で越してきたおっちゃんとお話しした。いろんな方とお話しできるのが一人旅のいいところで、特に内容がなくても人と話すだけで楽しい。

おっちゃんは沖縄の離島とかビーチとかいろいろ行ったけど、これだけ砂浜が綺麗なビーチはなかなかないって言っていた。おっちゃんありがとう。

日が落ちても心地いい。

テントの中に蚊が1匹、、、快眠のために20分格闘したが結局倒せず。諦めて寝ます。今日もたくさんの経験をありがとう。

本日の出費

  • 食費 2,358円
  • シャンプー 179円

    合計 2,537円
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