1日のルート
チェックポイント
- 奥武島 ⇒ 久高島 ⇒ 民宿 アガイ浜(宿泊)
- 合計歩数 50,267歩
- 歩行距離 37.5㎞(フェリーの移動が17.2㎞なので)
- 獲得標高 288m
活動
奥武島
日焼けでのダメージによりなかなか寝付けないことと、強風注意報どおりに風が強いことによって、1時間ごとに目が覚めた。
4:30からテントの撤収を開始。こんな時間から女の子2人組の歌い声が聞こえてきた。
5時過ぎには出発。
鳥のさえずりと海風がとっても心地いい。
日本じゃない様な風景。沖縄は民家を一軒一軒見て回るだけでも十分楽しめる。
沖縄といえば、の具志堅!
具志堅の樋川(シチャヌカー)
歩いていると何やら水を発見。
最近は湧き水巡りをできていなかったのでラッキー。
水量はかなり少ないみたい。飲み水ではないみたいなので洗顔させてもらう。
昨日は風呂に入っていないので、洗顔するだけでも気持ちがいいものだ。1日風呂に入らないくらいなんのこれしき。
ニライカナイ橋
「ニライカナイ」って他界概念のひとつらしい。
今日は沖縄一周のメインの楽しみである、久高島へ向かうのだ。ほんのり残った朝焼けの赤みと、海の青と、周囲の家々がおりなす雰囲気は、何とも言えない居心地の良さを与えてくれる。カッコよくいえば「ノスタルジック」かな?
あざま共同売店
面白そうな建物を発見。
最近は文庫本に敏感なのでついつい本棚をチェックしがち。
沖縄一周2日目にして、ようやく地元の方とゆっくり話すことができた。人と話すと元気が出るね。山登り好きなお母さん、朝からありがとう。沖縄名物ポークたまごおにぎりを食べるのは初めて。ランチョンミートの塩っ辛さが疲れた体に染みわたる。※SPAMは商品名なのですね、勉強になります。
安座真港から朝一番の便(8:00発)に乗りいざ久高島へ。待ち時間で、何とか今夜の宿の予約が取れたので一安心。
昨日の寝不足のおかげでよだれを垂らして寝ていたみたい。。。
強風の中テントで夜を過ごしたけど、「よっぽど地球がどうかならない限り、夜をどこでどう過ごそうと必ず朝はやってくる」ということを学んだ。この感覚があれば、あらかたどこでも生きていけそう。
久高島
25分前後で久高島へ到着した。
久高島に着いた瞬間待ち構えていたのは、自転車、電動自転車、電動キックボード、三輪バイクなどのレンタルサービスだ。時間がない人や体力がない人は借りてもいいかもしれないが、いうても久高島は一周約8.0㎞しかない。個人的には、歩いて周るほうが島を堪能できると思う。
久高島の石碑。
これぞ島という感じの道。
今日も猫。朝から眠たそうね。
久高殿(神アシャギ・シラタルー拝殿)
久高殿は想像の何倍もこじんまりしていた。ここでイザイホ―(12年に一度行われる、久高島で生まれ育った30歳以上の既婚女性が神女(神職者)となるための就任儀礼。)が行われていたらしい[Wikipediaより]。調べてみないと、なんだここ??と思うくらい白け返っている。
気になる看板を見つけたので向かってみる。
何もない。
ミガー(新川)
。
ん?
。
イザイガー
こっちも同じ感じか。
僕が鈍感すぎるので、こんなものか、と思ってしまった。鈍感な人間は、そもそもここがどういう場所なのか、事前に知っておかないとなかなか楽しめないみたい。
「運命の分岐」感。
ヤグルガー
。
3つ目でもわからないものはわからない。ごめんなさい。
クボ―御嶽
「何人たりとも、出入りを禁じます。」と書かれると、崇高な聖地ということはひしひしと伝わってくる。
これまで見てきた立入禁止の看板の中でも、より強く立入禁止なんだと思っちゃう。立入禁止に強いも弱いもないんだけどね。。。
感じる人には感じる場所なんだろうな。
とにかく北を目指す。
でかいひょうたんみたいな、ペットボトルみたいな、何??
色褪せ具合、いいね。
ハビャーン(カベール岬)
ハビャーンは琉球開闢(かいびゃく)の神「アマミキヨ」が降り立った地といわれているみたい。だとしたら、ものすごい場所。
海は抜群に綺麗。
ちなみに、歩きのオススメを前述したものの、僕以外に歩きの観光者なんていなかった。
これを帰るのか。。。
あ!昨日国道沿いにもあった、ドリアかパイナップルかわからないやつ!
草木の手入れしているおっちゃんに聞いてみたら、これは「アダン」という木らしい。果実自体は食用に適さないって。見るからに硬そうだもの。
けい
だいたい久高島でランチできそうなお店は11時開店だったので、それより前でも開いている店を探したところ、10時開店の「けい」にたどり着いた。
カレーが食べたかったけど、12時からしか出せないって言われたので沖縄そばを食べることに。
めちゃくちゃ美味しい家庭的な沖縄そばって感じ。正直、沖縄そばがこんなんに美味いとは思っていなかった。
外で食べたので、空いた器を下げに行ったら「持ってきてくれたの?ならお菓子あげるよ」って、5歳児と間違われていたのかな?でもそういうやりとりってお互い気持ちよくなれる。優しさは循環する。お母さん、ありがとう。
さばに
あーソフトクリーム食べたくなる。
いつもなら400円のソフトクリームなんて買いもしないけど、今回の沖縄一周は食べ物で楽しまないとやっていけないから、食べたいものを好きなだけ食べよう。
安座真港行きの高速船は12時発。まだ1時間あるのでのんびり過ごそう。離島にいると時間の流れがゆっくりな感覚に陥る、ってことは僕にもわかる。1回寝転がってオフになると、歩き始めの足首、股関節の痛みが凄い。。。
帰りもばっちり寝た。
331号線
ローソンには「沖縄ぜんざい」の旗がたいてい立っている。めちゃくちゃ食べたいけど、楽しみは取っておこう。どうせまた会える。
バナナ!?
さっきまであんな離島に居たから、なお国道は面白くないな-。しんどくなったので音楽を聴こう。
南城市佐敷。南国感強い。だいぶ暑くなってきた。
「くらしに力を」っていい言葉。日々の自分の暮らしにとって力になるものは何か?それが一つわかっておくとだいぶ楽に暮らすことができるよな。ちなみに(現在の)僕は、読書と、デジタルでもアナログでも文章を書くことかな。
だいぶ都会になってきた。と同時に日光がしんどくなってきた。日焼けは体力持って行かれるんだよな。
民宿 アガイ浜
そんなこんなで15時過ぎに宿に到着。オーナーに今後向かう地域についていろいろ尋ねると「北部の東側は本当にお店がないから最悪餓死するかも知れないよ。地元の人も観光の人も東側は辺野古あたりから、名護の中心地へ抜けていく。」と言われた。まさかの回答に驚いたのだが、それ以上にワクワクする自分がいたことに更に驚いた。冗談抜きでこれからの旅への期待が膨らんできた。
ラッキーなことに、ドミトリーは他にお客さんが居なかったので貸し切りだった。
えびすそば
とりあえず早めの夕食を取りに近くのお店へ。昼間食べた沖縄そばの感動が忘れられず、ここでも注文した。左側はじゅーしーといわれる沖縄の五目ご飯。よもぎが入っていたのが新鮮だが、沖縄ではよもぎをよく料理に使うみたい。美味いよ。
ファーマーズマーケット与那原あがりはま市場
沖縄のスーパーにはあまりサーターアンダギーがないみたい。農協っぽい道の駅っぽい所に行けばあるが、望みのものはなかなか見つからない。ミニサイズのサーターアンダギーをおやつとして購入。
ゲストハウスに居たドイツ人とめちゃくちゃ話した。8割なんて言っているかわからないが、改めて英語で外国人と話すのは楽しいと思えた。1年前のお遍路でも同じ経験をしているのに、英語力は相変わらず。気持ちだけで乗り切る力は更に上がったみたいなので、今年こそは英語頑張ろう。
明日から3日感テント泊の予定なので、携帯の充電のことを考え、今のうちに今後の予定とその先の宿の確保を行った。沖縄やんばるエリアは本当にコンビニも宿も少ないので、今日いろいろと教えてもらっていて本当に良かった。時刻は既に19:30、もうクタクタだ。昨日に続き、沖縄の夜は風が強い印象。なんだかリビングが賑やかで、結局22時くらいまで眠れなかったな。そういう日もあるよね。
本日の出費
- 食費 2,879円
- 宿代 2,500円
- 久高島船 1,390円
合計 7,769円
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