1日のルート
チェックポイント
- 那覇空港 ⇒ 奥武島(テント泊)
- 距離 29.2km
- 獲得標高 256m
- 合計歩数 46,651歩
活動
那覇空港
11:18 「めんそ~れおきなわ」ということで、沖縄へ到着。
到着して早々だが歩き進めるしかない。今回は、反時計回りに一周していくのでまずは南下する。4月上旬だが、曇っていて風が強いこともあり、意外と長袖一枚でちょうどいい。
実は数日前から初日の宿を探していたが予約がいっぱいで、まだ今夜の寝床が決まっていないという状況である。こんなことは人生で初めての経験。なんくるないさー精神で乗り切るしかない。
こんな通りでもゴミが多い印象。木々が生い茂っているからバレないと思ってそこに捨てちゃうのかな。
沖縄本島一周は約360㎞。長く感じるが、以前に100キロウォークを完歩した経験があることで「3.5回分で終わるじゃん」と楽観的に考えてしまう脳になっている。
331号線
まだまだよくある街並みが続く。沖縄感は未だ感じられず。強いて言えば、「わ」と「れ」の車が大量に走っているというところかな。
白に黒字でぬちぐすい!お店の看板だからいらっしゃい的な?いらっしゃいにしては淡泊すぎる色合いかな?
⇒「命の薬」という意味らしいが、なぜ車屋さんっぽい店にこんな看板があるのかは謎。
既にチェリオの自動販売機をたくさん見かけた。人工甘味料をたくさん使った安いジュースを売っているチェリオ、というイメージがあるけど個人的には大好き。
ドリア?パイナップル?謎の果物が国道沿いに普通に生えている。
謎の果物2。
ようやく沖縄の海を見ることができた。橋の上は風が強く涼しい。
バスケットコートが当たり前に公園にある、東屋の独特な屋根、少しずつ沖縄を感じてきたぞ。
えらく緑色の水。やはり橋の上は風が強くて気持ちがいい。
何かの的がこっちを向いている。
少しずつ太陽が出てきており、かなり暑くなってきた。今回は海沿いの国道を一周するだけなので、地図アプリをずっと起動する必要がないのがありがたい。旅という体で来ているので、地図ばかり見ても面白くない。目についた面白そうなところへ向かうのみ。
兼城【かねぐすく】!?沖縄にいるうえで読み方にイチイチ引っかかっていたらキリがないけど、かねぐすく??
道の駅いとまん
道の駅いとまんは日本最南端の道の駅。みんな最〇端って言いたいんよね。でもたしかに何かキャッチフレーズは欲しいところなので、そうすると最〇端っていうのは手っ取り早いのか。
沖縄での楽しみの1つにサーターアンダギーが含まれているのだが、ここは意外と高いぞ。。。どこでも出会えると思うので、ここは一旦パス。
よくよく考えてみれば、大きな橋を歩いて渡るって普段しないことなので階段の登り方が難しい。
沖縄のガソリンは安い。全国的に見てもガソリンの価格が高い大分県では、未だにレギュラー180円台なのだ。。。
歩き始めて約14㎞。見晴らしがないとさすがにしんどくなってくる頃。今回事前に確認したことは、テントが張れるビーチと久高島と嘉津宇岳のみ。流石にノープラン過ぎたので、せっかくだから海沿いの国道にある面白スポットを探しておこう。(※結局、サーチする暇もなく気になったところへ寄るというスタイルを貫いた。)
福店
気になるお店を見つけたので少し寄ってみよう。
地元の小売店っていう感じ。好き。
安い揚げ物コーナー。気になったのは、
もずく天ぷら!沖縄ではよくあるみたい。初めて食べたけどなかなか美味しかったよ。
あとは先ほどのリベンジ、サーターアンダギーと沖縄バヤリースオレンジを購入。もともとバヤリースオレンジが大好きなのだが、この沖縄バヤリースは更に濃厚な味わいになっておりとても気に入った。北海道に行ったときと同様に、沖縄にも大手企業の限定商品がたくさんあるので、手ごろな価格でその地の食を楽しめるのが北海道・沖縄のいいところ。
琉球ガラス村
とりあえず寄れそうなところには寄ってみよう精神で、琉球ガラス村へ。ガラスを作る過程ってなかなか見ないよな。
これもガラス。
正直ガラス村はそこまで惹かれなかった。というのも、そもそも今回は観光に来ているわけでもなく、そこに使うお金も時間もないというこを再確認した。次は観光で来た時にゆっくり堪能しますよ。
あとは個人的な意見だけど、ガラスってちょっと落としたり強く扱うと一瞬で割れちゃうのよね。だから何千円もだして購入した食器やインテリアが一瞬でパーになる。だけどそんな儚さゆえに、ガラスを大切に扱おうという気持ちや、出来上がるまでの苦労や工程を考える、というところがガラスの魅力でもあるんだろうな。しらんけど。
シーサー!こいつはどこに行っても建物の前にいる魔除けの獅子。
ひめゆりの塔
糸満あたりからずっと道路の標識に「ひめゆりの塔」が記されていた。恥ずかしながら初見だったので、歩きながらひめゆりの塔のことを調べ興味をもち、ようやくここまでたどり着いた。たぶん今年の2月に「永遠のゼロ」を読めていなければ、ここにはたどり着いてないと思う。ありがとう、読書。
Googleでは無料になっていたが、ここから先は入場料400円?がいるらしく、それを払ってしまうと400円分の何かを得ようとかなり時間がとられそうな気がしたので今回はパス。またゆっくり来ますよ。
コロナの時の名残だろう。それにしてもサングラスは何?コロナじゃなくてこれからの花粉シーズンに合わせてる?謎。
恥ずかしながら、ジョン万次郎は名前しか知らない。中学生の頃から社会(地理・歴史)が嫌いだったはずなのに、こういう歴史に興味を持つようになったことを考えると、「歳をとったなぁ」と感じる。いや、そこは視野が広がってきたと捉えることにしよう。
バス停の待合室も沖縄だな。そういえば、15時過ぎ、未だ今夜の寝床は決まっていない。ここなら寝れそう、、、
歩いていると、車の中から三線の音と歌い声が聞こえてきた。どうやら地元のおっちゃんが練習しているみたい。なかなか通行人に出会えていないので、ここは思い切って今夜テントが張れそうなところがあるか聞いてみよう、、、「奥武島」ってところなら大丈夫じゃないかなと有力な情報を得られた、おっちゃんありがとう。
めーぬは意味を調べてもよく理解できない。気にならない程度の雨がパラパラと降っていたが、大粒になってきたので少しスピードを上げ歩き続ける。
あと2.9㎞。
石敢當:イシガントウ。これ歩いていて、シーサーを見つけるのと同じくらい簡単に見つかる。調べてみると、シーサーと似たように魔除けの効果がある言葉みたい。沖縄は信仰が強い土地なのかな。
高校生がすれ違い際に挨拶してくれた。どんないい学生なん。
おかげで元気は出たものの、既に足首とふくらはぎの疲労困憊状態。だって約10kgのザックを担いで歩いているもんな。実質、10kg体重が増えている状態で活動をしているので、その分筋肉・関節への負荷が高いことが十分わかった。ゆえに、太っている人にとってのダイエットの意義というものも理解した。
国道から一本逸れるだけで田舎道。楽しい。
沖縄っぽい建物がずらりと並ぶ。この沖縄っぽさは何から来ているのか?一つは石垣か。あとは建物の隙間(風通しをよくするため?)と、東南アジアでもよく見られるような2階のバルコニーかな。
奥武島
やっとの思いで奥武島へ。
犬の散歩をしているおっちゃんに、再度テントのことを聞いてみた。「たまにテントを張っている人はいるから大丈夫だよ。トイレの場所は知ってるか?少し歩いた向こう側にあるから。」ご丁寧にありがとうございます。結局、地元のことは地元の人に聞くのが一番なんだよな。
有名な天ぷら屋は定休日。
今回歩くルートは海沿いなので、どうしても猫をたくさん見かける。
昔は猫とか犬とかあまり得意ではなかったが、最近はつい寄って行っちゃうな。それでもまだ犬は苦手かも。
カフェ・喫茶 まいむ
田舎の雰囲気好きだな。左側で注文したご飯を食べられる。右側は駄菓子屋さん。
安いのよ。
沖縄といえばのタコライス。家庭的なタコライス、美味しかった。
ここにも猫。
もう18時過ぎか。初日にして約30㎞歩いてクタクタだよ。
お疲れ、太陽。やけに風が強いと思ったら、明日の朝6時まで強風注意報・波浪注意報が出ているではないか。大丈夫かな、、、
テントを立てるのは去年の9月ぶり。その時も風が強く、ペグによるテントの固定が甘いことでポールがひん曲がったのだ。それを1万円以上かけて修理したので、細心の注意をはらって設営。途中、地元のヤンチャな若い集団が原チャで現れ、近くで泳いでいたから怖かった。特に絡まれることなくセーフ。
ということで、今日はもうクタクタです。冒頭で述べたように、なんくるないさー精神で何とか夜をすごせることになりました。19時過ぎには寝る体制に入り、体をやすめ、、、、、、
本日の出費
- 食費 980円
- 飛行機往復 25,809(+荷物預け代 往復 6100)円
合計 32,889円
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