昨年末から長野の山奥で住み込みバイトを開始している。丸っと3ヶ月の住み込みバイト生活が終了した。
山奥で生活しながら人の優しさに触れ続けることができて良かったのだが、この3ヶ月で、小説を読むようになったことが大収穫。本を読むようになって得られた知見も多かったので後に記す。
今月も、総出費・訪れた場所・旅をして得たライフハック の紹介をしていく。
3月の総出費 72,108円
\先月の月報はこちら/
月 \ 項目 | 食費 | ガソリン | 有料道路 | 駐車場 | 公共交通機関 | 風呂 | コインランドリー | 日用消耗品 | 観光地 | アクティビティ(登山) | 自動車保険 | 携帯 | その他 | 合計 |
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2024/03 | 23,692円 | 0円 | 0円 | 0円 | 18,750円 | 950円 | 1,100円 | 0 | 円0 | 円0円 | 6,920円 | 13,696 | 円7,000 | 円72,108円 |
2024/02 | 9,391円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 750円 | 800円 | 453円 | 0円 | 0円 | 6,920円 | 14,048円 | (73,910円) | 32,362円 (106,272円) |
2024/01 | 18,637円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 800円 | 5,103円 | 0円 | 0円 | 6,920円 | 14,603円 | 3,356円 | 49,419円 |
2023/12 | 12,965円 | 25,603円 | 23,130円 | 0円 | 44,082円 | 1,830円 | 0円 | 0円 | 0円 | 250円 | 6,920円 | 13,910円 | 400円 | 129,090円 |
2023/11 | 21,549円 | 11,000円 | 0円 | 500円 | 0円 | 1,220円 | 0円 | 0円 | 790円 | 250円 | 6,920円 | 13,619円 | 1,884円 | 64,732円 |
2023/10 | 34,932円 | 35,382円 | 800円 | 500円 | 31,350円 | 7,710円 | 2,200円 | 1,527円 | 3,600円 | 13,730円 | 6,920円 | 13,553円 | 6,348円 | 158,552円 |
2023/09 | 34,031円 | 48,776円 | 22,640円 | 2,150円 | 42,530円 | 6,630円 | 2,100円 | 665円 | 1,150円 | 23,428円 | 11,190円 | 13,597円 | – | 208,887円 |
住み込みバイト中は出費を抑えられたが、大阪経由で地元へ変える方法を選択したため、大阪で好きなものを好きなだけ食べた。3ヶ月山奥で生活していたので、そのくらいいいいだろう、という自分への甘え(褒美)である。
食費
23,692円九州にはあまりないモーニングの文化、ハマりそう。
ガソリン 0円
3月の 移動距離0 ㎞
有料道路 0円
なし。
駐車場 0円
なし。
公共交通機関(飛行機、電車、バス)18,750円
夜行バス、松本⇒大阪で7,300円。大阪⇒大分で10,800円。
夜行バスは人生で初めて乗ったけど意外とあり。夜寝ておけば安い値段で瞬間移動ができる。だがもちろん、安眠はできない。次の日の夜に大事な予定を入れなければ、夜行バスはとても有意義なものとなる。
大阪での電車移動に650円。
風呂 950円
たまには温泉に行かないとな。昨年9月ぶりの菊の湯。
コインランドリー 1,100円
1回200円の洗濯機を5回、1回100円の乾燥機を1回使用。
日用消耗品 0円
なし。
観光地 0円
なし。
アクティビティ(登山) 0円
なし。
自動車保険 6,920円
毎月の固定費。
携帯・サブスク代 13,696円
毎月の固定費。
そろそろ楽天モバイルへの移行を検討。
その他 7,000円
書類関係 870円
レンタルサイクル 230円
初めて電動のレンタルサイクルをやってみたが、これはかなりいい。もちろん、レンタルサイクルをやっている会社によって値段は違うが、僕が利用したのは最初の30分以内で返却をすれば230円だった。電車で数駅移動する値段と同じだが、近くに駅がないところへの移動のためであればかなり有用だ。
コインロッカー 1,600円
大阪で1日以上荷物を預けていた。
宿 3,200円
大阪で週末に利用したカプセルホテル。サウナ好きで、寝るだけの空間があればいい人にはオススメ。
本 1,100円
BOOKOFFで合計5冊購入。小さい頃から「本ならいくらでも買ってあげる」という母のスタンスのおかげで、お金がない今でも本は躊躇なく購入できる。とはいっても、当時は全く本を読まなかった。そして今BOOKOFFを利用すれば、そこまで大きな買い物でもない。本は完全に自己投資だと思えるスタンスは強い。
読んだ作品、見た作品
今月は外へ出かけていないので、読んだ本を紹介。
海辺のカフカ(上)(下) -村上春樹-
<あらすじ>「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
下町ロケット -池井戸潤-
<あらすじ>「お前には夢があるのか? オレにはある」研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。
ノルウェイの森(上)(下) -村上春樹-
<あらすじ>十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができる――。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみ――37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた
全ての装備を知恵に置き換えること -石川直樹-
<あらすじ>探検家・写真家として世界各地を旅する著者が、オーロラ、死海、沖縄の居酒屋など様々なことを自らの視点で綴ったエッセイ集。瑞々しい文章と清々しい写真がつまった珠玉の一冊。
風の歌を聴け -村上春樹-
<あらすじ>1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。
「旅をして得たライフハック」
小説を読むと想像力が豊かになる?
一般的にいわれる「本を読むと想像力が豊かになる」ということの意味が何となく分かってきた気がする。それは、文字からシーンを想像する、ということに限らず、相手の立場になってみるという想像力までを網羅していると思う。ドラマや映画では、どうしてもその場の雰囲気(周りの景色や人の表情など)で何かを表すことが多いが、小説では文章にあることがすべて。文章を読めば、人物の心情などもわかる。もちろん文章にはないところまでを汲み取る力も必要ではある。
小説を読むと日々の充実感が増す?
本を読んでいることもあってか、毎日が充実感に溢れていると感じた。バイトしながら隙間時間で本を読み、休みの日も特に行くところもないので本を読んで、の繰り返し。本を読めば、自身の知見が広がっていく感覚がわかるので、成長している感を味わうことができる。
小説は古本で十分
以前は、新品の本を買い、ブックカバーをして、丁寧に本を読んでいたこともあってか、なかなか読み進められなかった。だけど、本なんてとりあえずざっと一旦読んでしまうことが大事で、それが気に入ればそのあと、2回目3回目と読めばいい。今はBOOKOFFに行けば、1冊110円で本を買うことができる。お菓子を1つ我慢すればいいだけ。逆に言えば、お菓子を食べる感覚でサクッと本を読んでしまえばいい。
“ワクワク”を大切に
2月末にコンデジを購入したが、カメラの梱包を開けるときに久々にワクワクした。あのワクワク感って大きな原動力な気がするから、大事にしていきたい。
記録の方法は人それぞれ
一品ずつ、料理の感想を短歌で記録している人を見た。人々が記録を残すための方法としてはカメラで写真を撮ることが一般的だが、それは写真(動画)を取ることが一番手っ取り早いからだろう。だけど実際には、「曲、絵、詩、日記」などたくさんの方法があり、その方法で記録を残している人がたくさんいる。
砂漠を旅する人の話を聞いた。3か月間、携帯もカメラも時計も持たずに砂漠を歩き回るのだが、方向を把握するための方法として、スケッチブックに目印となる大きな山を描いて残すらしい。今この時代にも、こんな方法で旅を楽しんでいる人がいることを知り、ワクワクが止まらない(自分がやれるかは別)。「最寄りの砂漠はゴビ砂漠」というワードが強烈だった。
仕事は2階建ての家
すごく印象的だった言葉。
「俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だえ食えても夢がなきゃつまらない。」
下町ロケット -池井戸潤- より引用
お酒の力
前日の夜、あれだけ盛り上がってお話しした人はかなりお酒が回っていたのだろう。翌朝は、まるで知らない人のように、昨日話した話題にも触れずにスンッとしていた。お酒の力って良くも悪くもって感じ。酒に飲まれるな。
自分の成果がわかりやすいと気持ちがいい
仕事場の大掃除をして、「掃除がストレス解消です」って言っている人の気持ちが少しわかった。汚かったところが、自分の努力により綺麗になっていく。自分の成果が一目瞭然だというのがストレス解消となる大きな要因だろう。
「こういうもの」という認識が大事
「ここで出るプレーンヨーグルトは甘くないからそのままでは食べられない。」と思っていた。よくよく思い返せば、コーヒーだって最初は「ラクトコーヒー」のイメージが強かったことで、ブラックコーヒーを飲めなかった。次第に、ブラックコーヒーは苦いコーヒーと思うことで、美味しく飲めるようになった。ビールも同じ。これらは一種の慣れだろうが、それ以上に「こういうもの」という認識することで、その味の美味しさがわかるようになるのだろう。
名前を呼ばれる嬉しさ
バイト先では、「帰り際に客の名前を読んで接客する」ということが徹底されていた。ある時に客から「名前を読んでいただけるのは嬉しいです。」と言われた。確かに、逆の立場なら自分も喜ぶだろう。これは客に限った話ではなく、家族や友人にも通ずることだと思う。自分はどちらかというと、相手の名前を呼ぶのを恥ずかしく感じることが多いので、少し意識してみよう。呼びづらければ、相手に何て読んだらいいかを確認したらいい。
不安やイライラの要因は人
何かについてイライラしたり不安になったりすることが多い。でもそういう時って、基本的には人にしたことや、人からされたことが大半を占めている。当たり前だけど、自然やモノが相手ならあきらめがつくのでそこまで不安定な気持ちにはならない。月並みではあるが、いかに人と上手くかかわっていけるかが課題。
話が脱線するとイライラする
これもイライラ繋がりだけど、人と話して「話の脱線」が続くとイライラしてしまうことに気が付いた。一つの話題について会話をしているときに気になるワードが出ると、すぐにその話題へ移り、そこで更に気になるワードが出ると、またすぐにその話題へと移る。こちらとしては、最初の話題をゆっくり話したいところだったのに、、、というのが繰り返されイライラに繋がる。話題の途中で気になるワードが出ても、少し話して脱線せずにまた最初の話題に戻れば何の問題もない。
文字を書くことが好き
手帳に手書きで自分のことを書き続けていると、「自分は字を書くことが好き」だということに気が付いた。だからこそ、手書きの手帳が7年も続いているのだろう。他人に字が綺麗だねと言われるのがいいのか、書く感触が好きなのかはまだ明確にはなっていない。いくら時代が進んでも、字を書くことは続けていこう。
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