【QLC】「なぜ我々は働くのか」を考え迷走中 。(退職まであと255日)

水も滴るいい男
僕は何のために働いているのだろう。
みんなは何をモチベーションに働いているのか。

これまで就職して、この考えに浸ってしまう時期が何度かあったのですが
再びその迷走期がやってきました。

今回迷走しそうになった段階で
「どうせ答えは出ないしまた気分が沈むだけだから考えないでおこう」

いつも考えて考えて結局目的を見いだせずに働いている自分が嫌になってしまいます。
そこで今回は考えないようにして何とかやり過ごしていました。

たまたまSNSで友人とこの話題とは全く関係ないやりとりをしていたところ僕のメッセージに対して

友人
考えることやめてないか?

という言葉をもらいました。
いつも彼はその時の僕に突き刺さる言葉をくれます。まるで全てを見透かされているかのように。

目次

仕事の思想 なぜ我々は働くのか 田坂広志

それからすぐに
「人はなぜ働くのか」
というキーワードをgoogleで検索してみました。

いつも路頭に迷ったときはこんな感じで検索してみるのですが
そこで得たものはあくまで参考程度に留めます。
それらを吟味し自分の中で咀嚼しながらさらに生きていく中で自分で疑問の答えに気付けるように。

そうすると僕と同じような疑問を持った人がブログに思いをつづっていました。
その中で紹介されていた本が気になりました。

基本的に本は知識の財産だと思っているので本への出費は気にしないようにしています。

ということでKindleで即買いし一気に読んでみました。

頭の回転が速いほうではなくまだ整理がついていない状況ですので
気になった点を以下にまとめながら頭の中を整理していこうと思います。

第一話 思想 現実に流されないための錨

いかに厳しい荒波がやってこようとも、どれほど激しい潮流がやってこようとも、決して流されてしまわないために、「仕事の思想」という思い「錨」を、心の深くに降ろそうとしたのでしょう。

位置No.282(縦)

仕事を続けていくうえで辛いことやきついことは必ず起こりうるもの、
それらに打ち負かされないように「その仕事をする理由・目的」を明確にすることが必要だと考えます。

もし仮に、このマズローの説が正しいならば、これほど高度に発達した資本主義国であり、最先端の科学技術が開花した先進国の日本において、いまだにビジネスの世界にあふれているのは、残念ながら、この「マズロー的ピラミッド」の最底辺の思想にほかなりません。いかにして、仕事の世界で生き残るのか。いかにして、安全で楽な仕事を見つけるのか。いまの日本においては、そうした「生存の欲求」と「安全の欲求」のレベルの最底辺の思想が、「仕事の思想」として影響力を持ってしまっているのです。

位置No.353(縦)

人間の欲求を段階づけているマズローの「欲求の五段階説」は有名なものでしょう。

1.生存の欲求
2.安全の欲求
3.帰属の欲求
4.尊敬の欲求
5.自己実現の欲求

そこでもう一度「人はなぜ働くのか」という問いを考えたときに
まず最低限の答えが「安全に生きていくため」という1,2段階の欲求でとどまってしまうのが一般的だと考えます。

ただそれだけの答えでは
先ほど述べた仕事を続けるうえで遭遇する辛いことやきついことを打ち負かすほどの力は発揮できません。

ではより深く「人はなぜ働くのか」というものを考えるにあたり
「働くことで何を得られるか」ということに焦点を当てていきます。

第二話 成長 決して失われることのない報酬

「仕事というものは、心を込めてやれば、何でも面白いよ……」

位置No.455(縦)

本の序盤ですが
僕にとっては人生においてこの考え方が最もカギになるんじゃないかな、、、

知っていることでも知らないことでも、何でも面白いって思えるような視点を持つこと。
最初の印象で面白くないって思ってもそれを面白いように捉える力を持つこと。

これだけあれば人生はとても楽(らく)になるし楽しく(たのしく)なるはずです。

まず、「仕事の報酬とは何か」を考えていくとき、誰にとっても最初に見えているのは、「仕事の報酬は、給料である」という世界です。

位置No.497(縦)ああ

仕事の報酬は、、、

→給料

もし私たちが仕事に真剣に取り組んでいくならば、こうした世界では物足りなさを感じるようになっていきます。そして、そのとき、次の世界が見えてくるのです。……それが、おそらく、「仕事の報酬は、能力である」という世界です。そして、それは、仕事をおぼえることが面白くなってきたときに見えてくる世界なのです。

位置No.509(縦)

→能力

仕事の能力を磨いていくと、その向こうにさらに新しい世界が見えるようになってきます。それが、「仕事の報酬は、仕事である」という世界です。

位置No.589(縦)

→仕事

私たちには、さらに深い世界が見えてきます。それは、次の言葉で表される世界です。「仕事の報酬は、成長である」……では、この「人間としての成長」とは何でしょうか。それは、「こころの世界が見えるようになってくる」ということです。

位置No.647(縦)

→人間としての成長

人間として成長すると、こころの世界が見えるようになってくるのです。たとえば、顧客の気持ちや職場の仲間の気持ちがわかるようになってくるのです。そして、顧客の気持ちや仲間の気持ちがわかるようになると、「うまく働くことができるようになってくるのです。」なぜならば、「働く」とは、「傍」を「楽」にさせることだからです。そばにいる顧客や仲間を楽にさせてあげることだからです。

位置No.659(縦)

働くとは傍を楽にさせること
なかなかうまいことできてますね!!

「仕事の報酬は、成長である」その世界を見失わないことが大切です。なぜならば、「人間としての成長」とは、決して失われることのない報酬だからです。

位置No.698(縦)

給料や能力、仕事や地位はいずれ失われるものです。

つまりそこに縋ったところでなかなか働く上でのモチベーションとしては安定しない。
もちろん、趣味を充実させるためのお金は必要だし、新たな技術を得て更なる仕事を得ていくことも大切。

だけどそれらは確証があるわけではないので
抽象的ではあるけど「人間として成長し続ける」という信念を軸に置くべきなのでしょう。

だって確実に得られるリターンですから。

第三話 目標 成長していくための最高の方法

では「人間として成長し続ける」ためには??

夢を語り、目標を定めることが、人間が成長していくための最も大切な方法であり、最高の方法なのです。

位置No.764(縦)

ここに関しては以前から承知のことで常に意識していることです。

とにかく逆算人間なので
今現在ブログをしているのもひっくるめて目標を掲げ、それに向かって動いているところです。

また言霊の考えをもとに、プラスの言葉を使うようにしています。
文章に起こしてみるとなんだか宗教染みたことのように感じるけど、これは本当に大事なことで周りへの影響もあります。
業(カルマ)の法則も同じようなところですね。
業の話を出すと、それはもう宗教(仏教)染みてるのは仕方ないか、、

例えば、「夢はかならず実現する!」と表層意識の世界でいかに強く念じてみても、かならず、深層意識の世界で「本当に夢は実現するだろうか」との疑問が湧いてきます。

位置No.906(縦)

この本では続いて
「深層意識の世界にこうした一種の[反作用]があるからこそ、多くの人々は、[夢を本気で語る]ということができないのです。」
とあるのですが、私の場合は逆に
「深層意識にネガティブな気持ちがある」からこそ夢を確実に実現するために更なる努力を重ねる火種になると考えます。

心配性な人ほど前もって準備を進めることができるでしょう。

ここでも常にポジティブシンキング!!

第四話以降

第四話 顧客 第五話 共感 第六話 格闘

3-6話は自己の成長

第七話 地位 部下の人生に責任を持つ覚悟

7話は他者の成長

第八話 友人 頂上での再会を約束した人々

8話は友人からの無言の励まし

第九話 仲間 仕事が残すもうひとつの作品

9話は夢と共感にあふれた職場の仲間 という作品

第十話 未来 後世を待ちて今日の務めを果たすとき

10話は夢が破れたら、どうするか

たとえ自分が、その夢を実現できなくとも、いつか誰かが、その夢を実現する。

位置No.2879(縦)

仕事の思想 を読んでみてまとめてみて

以上のようにざっくりとまとめる作業をしてみると頭の中が整理されていきますね。

僕がこの本から伝えられたもの

人間として成長していくために我々は働いている
心を込めて行えば仕事は何でも面白い

改めてこんなことに気づけただけでこの本を買った価値は十分にあります。

以前、たくさん本を読む友人がこんなことを言っていました。

おばちゃん
自己啓発系の本は読んだだけで成長した気になってしまう。
結局どれも同じような結論になっている。
だから本を読んだ後にそこから得たものをどう活かしていくか明確にする必要がある。

すごく納得できました。

このブログを含め、自分がこれまで(Instagramで)やってきている「考えをまとめていく作業」でも同じことが言えます。
もちろん、言い回しやシチュエーションは異なりますがたいてい辿り着く結論は同じような意味合いのもの。

であれば、いかに具体的に今後に生かしていくかというポイントでまとめていくべきです。

おてつたび

人間として成長していくために我々は働いている
心を込めて行えば仕事は何でも面白い

今回得たものを具体的に今後に生かしていくために、、、

  • いろんな(種類の)仕事を心を込めて体験して
  • いろんな角度の面白さを発見し経験することで
  • 人間として成長していきながら来年の日本一周を行う

これを実現できそうなサービスをちょうどドンピシャで昨日見つけました。それが おてつたび です。

水も滴るいい男
東洋経済の記事を読む癖つけといてよかったー
でも4年前からはじまってたみたい!旅に出る前に知れてよかったー

これからじっくりおてつたびのことを知っていき、利用させてもらおうと思います。

最後に、ここ最近の時の流れは速い!

こんな感じでやる気が出たときにブログに考えをまとめていく作業をしていますが、、、

気付けばもう退職まで255日。

ブログを始めたときは退職まで334日。

このあいだも正月の写真を見返して時の流れの速さを感じていたところでしたが、本当に速いですね~。

更に今日は職場で

上司
あの仕事してもらったのいつだっけ?新年度になる前かな?
あれだいぶ前でしょ~年明けたくらいじゃないですかね~

結果、調べたらちょうど2か月前の話で、、、

ここでも時の流れの速さに衝撃を受けました。
(もしかしたら少しアホなだけかもしれないけど)

でも楽しい時間、有意義な時間を過ごした時って一瞬で過ぎ去りますよね。
それと同じ感覚。ポジティブに捉えましょうっ。

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