
僕は以前から風の時代には興味があり、そのことについてまとめているサイトをいろいろと見てきました。
ただ、実際に書籍として風の時代について記されているものは読んだことがありませんでした。
自分としては「どこのだれがどの本から引用してきたかわからないまとめサイト」を見るよりも
「著者が明確な書籍」を読んだ方が知識を得ているという感覚になりやすいです。
※もちろん、まとめサイトを参考にさせてもらうことは多々あるので、それらを批判するつもりは全くありません。
そこで、風の時代について記されている書籍を調べたところ興味のある本が見つかり即購入し即読み終えました。
自分が読んだ内容を振り返るためにまとめていきます。
書籍の中から気になったところを引用させていただいているのでネタバレ注意です。
「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む yuji著
これを読み終えて…



まさに背中を押してくれる書籍です。今後も更に胸を張って自分らしく生きていけそうです。
さて、風の時代とは
afterコロナの世界/風の時代とは”知性・情報・繋がり・思考”にスポットが当たる時代
位置No.27/2700
土の時代には”形・お金・ポジション”みたいなものを媒介に、人と人、人と場所が繋がっていきましたが、これからの風の時代は”知性の質(レベルではなく、あくまで質)”みたいなものを媒介に、人と人、人と場所が有機的に繋がっていく世となっていきます。
位置NO.170/2700
簡単に述べると
これまでは目に見えるもの(お金・土地・地位・名誉など)に価値が置かれる土の時代だったのがコロナ流行を境に
これからは目に見えないもの(考え方・情報・人との繋がりなど)に価値が置かれる風の時代に変わっています。
Chapter1 星を読めば、時代がわかる
less is more
今までの感覚が”more and more”といったような目に見える豊かさを追っていく生き方とするなら、今後は”less is more”といえる、”持たないクールさ”といったことや、心に代表される目に見えないものが今よりもっと重要視される時代になっていくように思われます。
位置No.60/2700
この less is more っていう感覚って旅に出る際に必ず必要なものだと思うんですよね。
来年から車を改造して車中泊しながら日本一周を行う予定です。


限られた車内のスペースに置くことが出来る物なんてほんのわずか。
そんななかで持って行く物をいかに取捨選択ができるか。これが車内での生活をより快適なものにするカギです。
これまでに、とにかく物を集める癖が付いてしまっています。特に服・靴・鞄。更に言うと、購入してから1度しか着ていないような服・1度も履いていない靴も存在しています。
以上は自分の大きな問題点です。まずは、来年の引っ越しを良い機会だと思って断捨離してみます。
より人間らしく
僕はいつもその時考えたこと・思ったことをまとめるために文章に表します。
正直、自分でも「くさい」ことを書いている自覚はありますし、くさすぎて見返すのが恥ずかしく思うこともよくあります。
思い返せば、昔からくさいことを言いがちでした。先月、東洋経済オンラインさんの取材のときにも



このような言葉を頂きました。


「くさい」ことって恥ずかしいけど同時に人間らしいことでもありますよね。
“風の時代の基盤とツール”を使いこなすこと、うまく宇宙の風をうけてサーフし、その循環に自らを乗せていくことこそが、風の時代における基本的な生存戦略であり、また、前述の通り、これからは”働く”という概念がなくなっていくということであれば、次世代のクリエイティブクラスとも言われる高等遊民たちが増えていくことが予想されます。その中で頭角を現すには、より人間らしいエモーショナルなこと、エッジ-なこと、また、オリジナルなことを表現できるのかということが重要になってくるはずです
位置No.132/2700
より人間らしいエモーショナルなこと、エッジ-なこと、また、オリジナルなこと
これらの言葉はそんな僕に自信や勇気を与えてくれます。
どうしてもその時思った感情をそのまま表現すると「くさい」感じになりがちですが、その時の感覚をそのまま表現して残すことは今後の自分にとって大事なことになります。
そしてそれが重要視される時代が訪れているということで、ようやく時代の波に乗れている気がします。
自分と社会との距離
コロナが流行しソーシャルディスタンスという言葉が一気に広がりました。
一般的には人と人との距離を一定(2m)以上空けることで飛沫感染を防ごうとするものです。
ソーシャルディスタンス:社会的距離、社会との距離と取ることもできます。
位置No.148/2700
自分と社会との距離、社会の中での自分のスタンスみたいなもの。
この本ではソーシャルディスタンスのことを自分と社会との距離と捉えることもできると書かれています。
この考え方は目から鱗でした。
「ソーシャルディスタンスを取りましょう」と散々言われていましたが、「これからは自分と社会との距離を考えて生きていきましょう」という警鐘を鳴らしてくれていたのか…
近い距離で無理な付き合いを続ける必要はなく、自分らしく生きていける距離感で人と社会と繋がっていくことを大切に。それがわからなくなったら、超広角カメラの様にぐーんと引いて自分の姿を見つめ直すようにしていきます。
星でわかる「大きな時代の変わり目」
大空を舞う鳥たちもいったん空に舞い上がれば、翼をばたつかせなくても落ちてこないように、気流に乗ってしまえばいいのです。我々もそういった大いなる風によって、行くべきところへと自然に導かれ、また風が種を運んでくれたりもして、”人為的な足し算・掛け算”をあまり行わずに自然のリズムと歩を揃えて進んでいくようになっていくのでしょう。
位置No.442/2700
これからも、スポーツや仕事などではバチバチなやりあいが必要な時はもちろんあるけど、そんな心も体もガチガチな状態から解放されてもいい時代、それが風の時代だと思っています。心も体もリラックスして、ユルユルの状態で自然な風に乗ってしまえば自ずと素敵な場所へ連れて行ってくれるでしょう。自分から出向くっていうよりは、周りが自分に追いついてくれるっていう感覚で。
Chapter2 以降…
Chapter2 以降も印象的な文章がたくさんあり、マーキングしています。それらを1つずつまとめていこうと思っていたのですが
今現在、現実世界でいろいろなことがあり活力を失っています。これもまさにQLC真っ只中っていう感じです。。
そういうときは無理せず流れに身を任せてみようかと思いますので、また気が向いた時に続きをまとめることにします。
お世辞抜きで、Chapter1をまとめただけでもとても自分のためになる書籍です。
今後も路頭に迷ったときは、是非読み返していきます。




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